この記事では、FXにマインドが重要な理由についてお話していきたいと思います。
なぜそんな話をするのか?それはマインドが一番重要だと思っているからです。FXで勝ち続けようと思うと知識やスキルが大切なのはもちろんです。
ですが、その前にマインドを切り替えないと知識やスキルを存分に活かせないと、長年FXをやってきて感じました。
マインドが出来上がっていないと、そもそも知識やスキルを身に付けようともしません。
なのでマインドについてお話していきたいと思います。
マインドがすべての土台である
皆さん、マイホームって持っていますか?持っていない人もマイホームって憧れますよね。
おしゃれな外観で豪華な内装、ビルトインガレージ付きの家。
誰もが憧れるよね~。
この家を建てるときに1番最初にやる重要な工程がありますよね。それは基礎工事!
基礎工事をきっちりやることで、その上に立派な家を建てることができます。
もしずさんな基礎工事した場合どうなりますか?家が傾くとか、強度が落ち、地震が起きた時に家が壊れるというようなことが起きます。
FXでも同じなんです。家の部分が知識やスキル、基礎工事がマインドとなるんです。
土台であるマインドがへなちょこだと、知識やスキルが傾いてしまう
スポーツでも同じですよね。どんなにスキルが高くて素質があっても練習やらない、食事に気を使わないという人がプロとして戦っていくことはできませんよね。
そのくらいFXにおいてもマインドは重要なんです。
やってはいけないことをやってしまう、やらなければいけない事を怠ってしまう。
こういったことが起きないようにまずはマインドをしっかり整えていきましょう
FXの重要な4つのマインド
- コツコツ増やす
- ルールを厳守する
- エントリーに自信を持つ
- 日々学習することを忘れない
1、コツコツ増やす
まず一つ目は、FXはコツコツ増やすものだと心得ることです。
FXと言うと、一攫千金を狙うギャンブルみたいなものだと思っている人が多い
FXはレバレッジを利用することで、実際それができてしまうんです。運良く勘が当たれば10万円が100万円になることもあります。
そうやって増やすことができれば誰でも楽ですよね。
お金を稼ぐ方法を考えるときにみんながやりがちなのが、簡単に稼げる方法を探すということなんです。
そして、真っ先に出てくるのがFXで一攫千金を狙うということ。
コツコツ増やすことや眠い目をこすりながら、猛勉強なんてやりたくないんですよ。
コツコツ増やすことや眠い目をこすりながら、猛勉強なんてやりたくないんですよね。
- 損失回避バイアス
- 回避行動
- 認知的不協和など
このような複数の心理学的要素が絡み合って生じるものなので、仕方がないんです。
でもFXは、リワードとリスクのバランスを考えながら、優位性の高い方にかけながら、コツコツ資金を増やすものなんです。10万円が半年でやっと倍になった、くらいコツコツ増やす。
FXはそういうものでないといけないんですよね。100%勝てるならいいです。でもそんなことは絶対にありません。
FXの技術は一過性のものではいけません。5年10年という長い年月をかけて、資金を増やし続けることができるのがプロのトレーダーなんですから。
経験談でいうと私も最初は一攫千金狙いのトレードしていました。
一気に増えては一気に減らすことを繰り返していたんですね。
でもこれはダメだと思って資金管理を見直しました。
許容損失を計算して2%までにしようなど。
結局コツコツやるほうが一番近道だったんですよね。なので、コツコツ増やすものというマインドに切り替えたほうがいいんです。
2、ルールを厳守する
2つ目がルールを厳守するということ。
そもそもルールを作らない人もいると思うんですよね。そういう人は、ルールが大事だとも思っていないんです。
先ほども言ったように一過性のトレードではではいけないです。再現性がないと、資金を増やし続けるなんてできません。
なのでしっかりルールを決める。
押し目を付けたところでしかトレードしないとか、損切りは必ずここに入れる、決済はここでする、資金管理のルールを徹底する。
このようにまずは決めることが大切です。
そして徹底的にルールを厳守する。そうじゃないと再現性は生まれません。
やっぱり守らないと何が良かったのか、何がダメだったのかを検証することができないんですよ。
毎回やることが違っていたら、手法がよくないのか、損切りの位置が悪いのか、資金管理がダメなのかよくわかりません。
だから徹底的にルールを守りましょう。
よほど変なルールでない限り負け越すということってないと思うんですよね。
勝率が50%でもリスクリワード比が1:3、1:4あれば勝ち越すことはできる。
逆でもいい。勝率が90%でリスクリワード比1:1
なのでまずはルールを徹底的に守りましょう。
3、エントリーに自信を持つ
3つ目がエントリーに自信を持つということ。
相場状況によっては、すべての環境が整うということはまずありません。
ダウ理論的には買っていけるが、移動平均線がレジスタンスしているとか。節目のラインが曖昧な時は絶対的なラインは難しいんですよね。
エントリーしても大丈夫かなと不安になることがあると思うんです。
私も、いまだに不安に駆られます。
特に最初のほうは、不安になりすぎてエントリーできないみたいなことがよくありました。すると思惑通りに動いて取り逃すということが何度もあったんですよ。
ただ、エントリーしない事には利益を取りに行くことはできないですよね。先のことは誰にもわからない。考えても無駄なんです。
その方向に優位性があるからその方向に賭けるしかない。
そして、逆行してしまったときのために損切りを入れるんです。
- ルールが曖昧
- 上位足のトレンドを把握していない
- ロット数が大きすぎる
不安になるのには理由が3つあります。
1、ルールが曖昧
1つはルールが曖昧だからです。15分足のトレンドが発生したら入るのか、移動平均線を抜けたら入るのか、節目ラインを抜けたら入るのか、など曖昧だからエントリーに悩んでしまう。
なのできちっとルールを決めておくことが大切です。
2、上位足のトレンドを把握していない
2つ目が上位足のトレンドを把握していないからです。日足や4時間足の方向を見誤っていなければ、だいたいそちら方向に動くもんなんですよ。
上位足をしっかり確認しておくことが重要です。
3、ロット数が大きすぎる
3つ目が枚数が多すぎるからです。要は、ロット数がでかすぎるんですね。 大きくレバレッジをかけれるがために枚数を大きくし過ぎてしまうんですよね。
入って不安になるということは、自分のメンタルにロット数が合っていないわけです。
2%ルールと言わず、もっと枚数を下げればそんなに不安になることもありません。
エントリーに自信を持ってトレードしていきましょう。
4、日々学習することを忘れない
4つ目が日々学習することを忘れないことです。
最初にある程度の手法を学んだら、勉強しないという人多いんじゃないでしょうか?
FXにおいての必要な知識というのがたくさんあります。
何でもかんでも知識を身に付けて、頭でっかちになってはいけませんが、トレードをシンプルに考えるためには知識は必要です。
学んだうえで必要ないと思えば使わなければいい。知ってなければ取捨選択することもできません。
あとはチャートを毎日見続けることが大切ですね。
相場というのは日々変動し同じチャートは現れないんです。
よって考えるべきことがその日によって変わるので、チャートを見続けて思考しましょう。
あとは過去検証をすることです。過去検証というと、「手法が有効に働くのか」のために行う人が多いと思います。
しかし、私が思う過去検証は違うんですね。過去検証は学習のために行うものと思っています。
相場は、ある程度普遍性のもとに動いています。よって過去の値動きからある程度推測できることがあるんですよ。
過去検証を行うことで、法則性を見つけて現在の値動きに落とし込み、トレードに活かすことが大事です。
よって学び続けるということは忘れないようにしたいですね。
まとめ
今回はFXにマインドが重要な理由について話していきました。
必要なマインドは、4つありました。
マインドというのは、FXにおいての基盤になる部分なのでしっかり見直して改善していきましょう。
- コツコツ増やす
- ルールを厳守する
- エントリーに自信を持つ
- 日々学習することを忘れない